ダンヒルとは


DUNHILL

※出典
THE GENTS

ダンヒルはどのようなブランドなのでしょうか。

まずは、ダンヒルの魅力を知るために、ブランドの特徴と歴史を見ていきましょう。


クラシカルなブリティッシュスタイル

【ダンヒル(dunhill)】は、120年以上の歴史があるイギリスのメンズファッションブランドです。


ダンヒルのスーツは、伝統的なブリティッシュスタイルに、ほどよくトレンドを入れているため、クラシカルで男らしい着こなしができます。


生地の質や仕立ての良さ、高級感のあるスタイルから、世界中の紳士に愛され、日本でも一流のスーツブランドとして広く知られています。


ビジネスシーンだけでなく、パーティーシーンなど幅広い場面で活躍できるスーツです。


スーツ以外にも、時計、バッグ、アクセサリーなど、多くのファッションアイテムが揃っているので、自分らしくコーディネートが可能なブランドでもあります。



ダンヒルの歴史

1983年、父親の馬具店で働いていた【アルフレッド・ダンヒル】は、家業を引き継いだことをきっかけに、【ダンヒル】を設立しました。


時代の流れとともに、自動車が普及し始めると、アルフレッド・ダンヒルは、『エンジン以外のものすべて』という信念を持ち、ヘッドライトやウェア、ゴーグルなど、自動車関連のアイテムを販売するようになります。


1902年にオープンさせたブティック【Motorities(モートリティーズ)】の名は、【Motoring(自動車)】と【Authorities(権威)】からつくられた造語です。


この言葉をコンセプトに、さまざまな商品が作られ、ダンヒルは多くの人に愛されるブランドへと成長していきます。


自動車関連アイテムだけに限らず、タバコ、ライター、レザー小物など、あらゆるアイテムを販売するようになりますが、「リシュモン」グループの買収を受けてから方向性が一気にファッションアイテムへとシフトします。


こういった変遷を経て、現在では、スーツやシューズ、バッグ、時計などの商品を取り揃える、一流メンズファッションとしての地位を確立したのです。


こだわりの贅沢な生地

ダンヒルが最高峰のスーツである理由は、生地の品質と高いデザイン性にあります。

ダンヒルの生地は、ブリティッシュスタイルの色や柄が特徴になっています。


クラシック感のあるデザインから、男らしくエレガントな印象を与えることができ、生地の品質にも徹底的にこだわっているため、多くのテーラーたちに支持されています。


繊細で上質なウール100%でできたものや、モヘアやシルクを混ぜたものなど、ラインナップも豊富に揃っているので、着心地の良いスーツを仕立てることができます。


高級でありながら、ベーシックなデザインが多いので、ビジネスシーンでも活躍できるスーツです。


日本との関わりも深いダンヒル

ダンヒルは、日本との関わりも深く、2000年から現在まで、サッカー日本代表のオフィシャルスーツを手掛けてきました。


2017年のオフィシャルスーツでは、仕立て服を表す【MADE TO MEASURE(メイドトゥーメジャー)】と、競技で行われる【MATCH(マッチ)】を組み合わせた【MADE TO MATCH(メイドトゥーマッチ】をコンセプトにしています。


ネイビーの生地に、グレーのチェック柄をあしらったジャケット、チャコールグレーのトラウザーズ(パンツ)を合わせたスーツスタイルは、優雅さと自信に満ちた印象を受けます。


シャツは、形態安定加工が施され、チームカラーからインスピレーションを受けたガジェット部分など、こだわりを感じさせる仕様です。


他にも、サムライブルーをイメージした無地のネイビータイやベルト、タイバーなどのアクセサリーが揃い、ダンヒルの上質なデザインを随所に感じることができます。


サッカー日本代表のオフィシャルスーツは、ダンヒルのブティックでカスタムオーダーすることも可能です。


男性のためのオーダースーツ

ダンヒルのオーダースーツは、どこで仕立ててもらうのが良いのでしょうか。

ここでは、ダンヒルの生地を最大限活かすための方法をご紹介します。


ダンヒルの生地でオーダースーツを仕立てる

ダンヒルのスーツは既製服だけでなく、オーダースーツ専門店で、ダンヒルの生地を使ったスーツを作ることができます。


オーダースーツは、体に合わせて作るため、既製服よりもフィット感が抜群に良く、好みのシルエットに仕立てられることが大きなメリットです。


スーツを作る時には、生地の質が良いというだけでなく、仕立ての良さも重要になります。


ダンヒルの高級生地を使っても、体にフィットしていなかったり、仕立ての技術がなければ、せっかくのスーツも台無しです。


ダンヒルの生地を活かすためにも、技術力が高く、信頼できるテーラーがいるオーダースーツ店で作ることをおすすめします。


ダンヒルのカスタムとビスポーク

ダンヒルのブティックでは、希望のシルエットを選び、体型に合わせて調整してくれる【カスタムテーラリングサービス】があります。


約300種類の生地の中から、好みのものを選ぶことができ、ボタンや、ブレスト、ベントなど細かなディティールまで指定することができます。


また、フルオーダーでスーツ作りができる【ビスポークテーラリング】もあり、好みのダンヒルスーツを一から作ることが可能です。


生地選びから採寸、フィッティングなどに時間をかけて作られるスーツは、これ以上ない着心地を感じることができるでしょう。


ダンヒルには、【ホーム】と呼ばれる旗艦店があり、日本国内では、【ダンヒルホーム銀座本店(dunhill The Homes Ginza)】がこれにあたります。


ダンヒルホーム銀座本店では、紳士服の聖地であるイギリスのサヴィルロウで経験を積んだスタッフがテーラリングを行っています。


また、本国のカッター(裁断師)がシーズンごとに来日して、テーラリングを行うこともあるので、一流のサービスでスーツ作りをしてみたいという方におすすめです。


ビジネスシーンで活躍するダンヒルスーツ

ダンヒルは時代に合わせて、さまざまな商品を展開してきたブランドです。


クラシックをベースにしながらも、うまくトレンドを取り入れたスーツは、第一印象が大切なビジネスシーンにおいても効果的な一着となるに違いありません。


ダンヒルは、スーツだけでなく、魅力的なドレスアイテムも豊富に揃えています。

こだわりのコーディネイトで、ダンヒルをあなた好みのスタイルに仕上げてみましょう。