1.本来スーツは誰にでも似合うもの!




まずはスーツの似合っている人について考えてみましょう。

1-1 一般的に想像されるスーツの似合う人の特徴1


どんな人に対して、私たちはスーツが似合っていると思うのでしょうか。

例えば、背が高い人です。

背が高い人がスーツを着ている姿は、すらっと見え、とても映えるものです。

1-2 一般的に想像されるスーツの似合う人の特徴2


また、身長と似ていますが、「脚が長い」というのもスーツが似合って見える人の特徴でしょう。
股下がスーッと伸びていると、こちらも映えます。

しかし、こうした条件を満たしていない人でも、スーツがとてもよく似合っている人もいるのも事実です。

もともとスーツは、どんな人が着てもかっこよく見せられるように作られているため、本来はどなたでもスーツが似合うはずなのです。

スーツが似合わない人というのは、減点方式で自らの魅力をダメにしてしまっている方がほとんどです。

2.スーツが似合わない人の特徴




ここからはスーツが似合わない人の特徴を紹介していきます。

どのポイントも、自分自身で改善できるポイントばかりです。

2-1 サイズ


まず挙げられるのが、サイズです。
スーツが似合っていない人のほとんどが、これに当てはまります。

特に、必要以上に大きいサイズのスーツを着用してしまっている人が、多くみられます。

一般的に40歳以上の年代の方は、比較的に余裕のあるサイズのスーツを好んで着用される方が多いのですが、スーツに限らず、他の洋服でも、あまりにブカブカすぎると不恰好でだらしなくなってしまいます。

こうした年齢の方は、体型を隠そうとブカブカのスーツを着用する方が多いのですが、これでは逆効果。

また、若い人でも時々、ブカブカのスーツを着用している人が見られます。

一風変わったポリシーを持っている方なのかもしれませんが、傍から見ればただただだらしないだけです。

こうしたことの原因は、スーツを購入する際に適当にSやM、Lといったサイズだけを見て選んでしまうことにあるでしょう。

スーツには、サイズよりも大きなくくりとして、「シルエット」というものもあり、このシルエットの中でさまざまなサイズを選ぶことが、重要になってきます。

ですので、自らの体型を隠したい方などは、ただ単に大きいサイズのスーツを選ぶのではなく、しっかりとシルエットから選ぶようにするといいでしょう。

また、シルエットを選ぶときも、「自分はこれくらいだろう」と目算で選ぶのではなく、しっかりと自分のサイズを採寸してから、スーツを選ぶようにしましょう。

2-2 姿勢


しっかりと自分に合ったサイズのスーツを買ったはずなのに、なぜか似合っていない…。

そんな方は、姿勢が悪い可能性があります。

姿勢が悪い方のほとんどは、猫背になってしまっています。

猫背だと背中が丸まってしまうことで、着用している服のシワが前に寄ってしまい、だらしない印象になってしまうのです。

他にも、身長が本来より低く見えてしまったり、肩が前にのめりこんでしまっていると肩幅が狭まって見えてしまい、弱々しい印象を与えてしまいます。

さらに、顔が前に前にと出てしまうため、遠近感の問題で、顔が通常よりも大きく見えてしまい、良いことがありません。

こうした姿勢は、少しの工夫で直せるものです。
日頃から気を付ければ、自然と治ることもあるでしょう。

また、姿勢と同時に、歩き方にも気を付けましょう。
普段の姿勢には気をつかっていても、歩いているときにまで気がまわらない方も多くみられます。

普段の姿勢と同様、猫背でトボトボと歩いているとだらしなく、もの悲しい印象を周囲に与えてしまいますので、歩く際も姿勢をビシッと、まっすぐに歩くよう気を付けましょう。

2-3 清潔感


最後のポイントは、清潔感です。

どんなに仕立てのいいスーツを着ていたとしても、シワが寄っていたり、目に見えてわかるような大きいシミがあったりすると、それだけで台無しになってしまいます。

せっかくいいスーツを着ているのならば、こまめにクリーニングに出すことをオススメします。

スーツ本来の良さを、自分自身の不注意で無駄にしてしまっているのは、本当にもったいのないことです。

また、肩などにフケが乗ってしまっている人もよく見かけます。

こまめに鏡をチェックするなどして、自分自身を客観的に眺めるようにしましょう。

スーツは誰にでも似合う!　胸を張って着こなそう




最初に述べたように、スーツは本来、誰にでも似合うものです。

身長が低かったり、脚が短かったりする人でも、着こなし次第で、いくらでもかっこよく見せることができる魔法の洋服です。

「自分にはスーツはどうせ似合わない」などと投げやりな気持ちでスーツを着用してしまうと、不思議とそれが外面にも出てしまい、なんとなく似合っていないように周囲に見えてしまうものです。

ですので、しっかりと自信を持って、胸を張ってスーツを着てみてください。

今回ご紹介した3つのポイントは、どれも今すぐに改善できる簡単なもの。

今すぐに自分自身でしてしまっていた減点をなくして、スーツをビシッと着こなし生まれ変わりましょう!