1.見ている人は見ています!見えなくても、しっかりとした気配りを!


普段はあまり見えない靴下ですが、椅子に座って脚を組んだときや、訪問先で靴からスリッパへ履き替えるときなど、ふと見えてしまう場面があります。

その際に、スーツと靴下が合っていないと、恥ずかしい思いをしてしまいます。

大人の男として、それは是非とも避けたいもの。

スーツに合った靴下を勉強して、見えないところにも気を配るのが真の身だしなみです。

2.スーツに合う靴下の色




まずは靴下の色からです。
スーツに似合う靴下の色は、ズバリ「暗色」です。

一般的に、着用されるスーツのほとんどは暗色系統ですから、それに合わせて靴下も暗色系統のものを選ぶとよいでしょう。
黒や紺(ネイビー)、グレーなどを選ぶようにすれば、まず間違いはありません。

逆に、避けた方がいい色は、白です。
白い靴下はスポーツ用のイメージが強く、スーツには不向きとされています。

学生時代は、白い靴下を履く機会が多いですが、ビジネスシーンでは避けましょう。

3.スーツに合う靴下の柄




選ぶべき靴下の色がわかったら、次は柄についてです。

柄は、あまり目立たないものが好まれる傾向にあります。
無地のものか、あまりギラギラしすぎていないものを選ぶと、無難です。

避けた方がいい柄は、ストライプです。
ストライプ柄の靴下は、モーニングのコートと合わせて、冠婚葬祭の際に着用するのが一般的で、スーツに合わせるのはあまり好ましくありません。

柄物の靴下を選ぶ際には、ストライプは避けましょう。

4.おすすめの靴下メーカー




4-1 アメリカ生まれのファッションブランド


まずは、言わずと知れた有名ブランド、カルバンクラインです。

スマートなシルエットを持った靴下が多く、世界中のビジネスマンの人気を集めていると言っても過言ではありません。

決してスタイルだけでなく、履き心地もよく、どんな年代の人にとってもスタンダードなメーカーといえるでしょう。

そんなカルバンクラインのおすすめ靴下は、刺しゅう入りのクルーソックスです。

派手すぎず、地味すぎないロゴが、オーソドックスなスタイルの靴下を引き立てます。

4-2 日本の靴下老舗ブランド


2つめは、HALISONです。

HALISONは、日本製にこだわり、品質がピカイチの靴下を数多く提供しています。

アイビールックで1960~70年代に一世を風靡した「アーガイルソックス」は、HALISONの代名詞ともいえる存在の靴下で、多くの靴下フリークたちに長く愛されている靴下メーカーです。

HALISONのおすすめの靴下はロングホーズです。

綿100%の靴下は履き心地抜群。

椅子に座ったときに、すねが見えてしまわないよう長めの丈になっており、かゆいところに手が届く、洗練された靴下です。

4-3 ドイツで大人気の靴下ブランド


3つめは、ドイツの靴下ブランドであるFALKEです。

1895年に立ち上げられた由緒のあるブランドで、日本ではそこまで有名ではありませんが、ヨーロッパでは一大人気を築いています。

「ウールの王様」とも呼ばれているメリノウールを使った靴下は、履き心地が抜群。

人間工学に基づいて開発されているFALKEの靴下は、左右それぞれが違う形に作られ、ふつうの靴下と比べてフィット感が段違いです。

中でもおすすめはミドル丈の靴下です。

スーツスタイルで履けるのはもちろん、プライベートでも重宝すること間違いなしです。

5.大人の男なら、見えないところにも気配りを!




スーツスタイルにおいて、靴下も重要なアイテムであるということが、おわかりいただけたでしょうか?

選ぶ際は色や柄はもちろん、ブランドも拘ると、足元の恰好よさが引き立ちます。

普段は見えないところでも、隅々まで気を配るのが、大人のスーツの着こなしです。

ぜひ明日から靴下にも目を向けて、スーツスタイルを楽しんでください!