1.せっかくいいスーツでも着こなせなければ意味がない




今やビジネスマンだけでなく、男性であればビシッと着こなしたいのがスーツ。

街中でお洒落にビシッと着こなして、まさに肩で風を切るように威風堂々と歩くビジネスマンを見ると、ついつい「自分もあんな風に着こなしてみたい!」と思ってしまいますよね。

しかし、スーツの「着こなし」といっても、どういった点が重要なのでしょうか。

例えば、ジャケットやシャツ、パンツの「組み合わせ」でいうと、
派手なデザインのジャケットやシャツを着用した上で、パンツもギラギラしたデザインのものを穿いてしまうと、どうしても全体の印象がうるさくなってしまい、いい印象を与えられません。

また、高いスーツは仕立てが良いもので、着る側としてはいい気分なのですが、傍から見ると「あれ?」と思われるような着こなしになってしまっている方も多くみられます。

どんなに高級で質の良いスーツを着ても、自身で「今日のスーツ姿なんか変だな…」と思ってしまうことはありませんか?

その原因は、ほとんどが「体型にあったスーツ」を着ていないことにあります。

どれだけ良いスーツを着ていても、自分の体型に合っていなければ、格好良く着こなすことができません。

コレを解消するにはスーツのシルエット選びをしっかり行うこと。

自分の体型が、スーツのシルエットを選ぶとき、マッチしているのかを確認する必要があります。

そこで、ここからは体型にあったスーツのシルエット選びについてご紹介します。

2.まずはスーツのシルエットについて知ろう!




さて、自分の体型に合ったスーツを選ぶためには、いったいどうすればいいのでしょうか。

近道は、まずスーツを知ることにあります。スーツのシルエット(全体的なカタチ)についてまずは知っておきましょう。

一般的に、スーツのシルエットには3種類あるといわれています。

2-1 若い人に人気!スリムシルエット


まずご紹介するのはスリムシルエットです。

その名の通り、スリムシルエットとは全体的に細めに作られたスーツのことです。

襟幅や股上などがタイトに作られているものがほとんどのため、基本的には20代から30代くらいまでの細身の人にオススメできるタイプです。

2-2 体型がガッチリしている人向け!ゆったりシルエット


スリムシルエットとは対照的に筋肉量が多くガッチリとした体型の人やあまりタイトな着心地が好きではない人に向いているタイプがゆったりシルエットです。

一般的には40代、50代の方に多く着用されているようです。

2-3 どんな人にもおすすめ!スタンダードシルエット


細すぎず、太すぎもしない平均的なシルエットのタイプがスタンダードシルエットです。

ほぼ全年齢の方が着用しても問題のないスーツといえます。

3.スーツのサイズは?シルエットとは何が違うの?




さて、シルエットが理解できたら、次はスーツのサイズについてです。

先ほど説明した「シルエット」と「サイズ」、意味合いが似ているので混乱する方もいらっしゃるのではないでしょうか?

シルエットは、全体的なスーツの形のことです。
その中に、さまざまな大きさ(サイズ)のスーツがある、ということになります。

スーツのサイズは、JIS規格によって定められています。
体型をあらわす記号と、身長を表わす号数で表現されています。

体型をあらわす記号は、小さいものからY、A、AB、BB、E、Kの順にあります。
身長をあらわす号数は、3から9まであります。

スーツは、自分に合うシルエットを選んだら、サイズも大事。
この2つは必ずを、今の体型に合うものを選ぶようにしましょう。

4.スーツのことがわかったら、今度は自分のサイズを測ってみよう




ここまでスーツのシルエットとサイズについてご説明してきました。

今度は、自分について知る番です。

さて、自分に合ったシルエットやサイズを知るためにはどうすればよいのでしょうか?

知るべきは3つだけ!

自分に合ったスーツを見つけるために必要な情報は基本的にはたったの3つです。

・身長
・ウエスト
・バスト

です。

思ったより、少ないのではないでしょうか。

つまり、着こなしがしっかりできていないような人は、たったこの3つだけに気を付けければ、ビシッとスーツを着こなすことができちゃうんです。

この3つでさえ測るのがめんどくさい!

という方は、お店で採寸してもらうのをオススメします。

「スーツも買わないのに採寸だけって……」と遠慮してしまう方もいるかもしれませんが、使えるサービスは使えるだけ使うのが◎です。

そのほかにも、ふだん着用されているスーツから判断することもできます。

基本的に、日本国内のブランドであれば、ジャケットの内ポケットの中や、スラックスの後ろポケットの中にタグがあり、そこにサイズが記載されているはずです。

ここに書かれているアルファベットと数字の組み合わせが、スーツのサイズとなります。

ただ、スーツの規格は会社ごとに異なりますので、違う会社でスーツを購入する場合には注意すると良いでしょう。

また、海外のスーツを買う際にも規格の違いに気を付けたいものです。

5.スーツの着こなしのためにやるべきことはたったの3つ! 今すぐ実行しよう!




今回の記事では、体型に合ったスーツの選び方をご紹介してきました。

スーツのシルエットやサイズを知り、あとは、ご自身の身長、ウエスト、バストの3つを計測するだけでしっかりとした着こなしができてしまうのなら、こんな簡単なことはありません!

オトナの着こなしをあなたもマスターしましょう!