1.お店に行く前に
※出典
Jukushin.com
スーツをオーダーする際に、シルエットや細部へのこだわりはお店のスタッフによっては、受け取り方が変わる場合もあります。
おすすめは、サンプルとなる写真をもっていく、または普段気に入っているスーツを着ていくことです。そうすることで、話がスムーズに進みこだわりたい部分や気になる部分も明確になっていくでしょう。
2.生地選び
※出典
P-Stage
まずは様々な種類、価格別に並んだ生地から気に入ったものをチョイスします。
選んだ生地は、一般的には襟の形を作り鏡でチェックすることができるため仕上がりのイメージができるため安心です。
サンプル帳のみ保有している店舗では、より細かく話を詰めることをおすすめします。
3.裏地・ボタン選び
※出典
ボットーネ
生地同様に、様々な種類、色から裏地を選びます。生地で選んだ色との相性を加味して選ぶとスムーズです。あえて派手な色や柄物などを選ぶ人も多くいます。
ボタンに関しては、生地と同系色か濃い色を選ぶのが一般的です。主張しすぎないのも一つのポイントです。ボタンの素材なども選ぶことも可能な店は多いです。
4.シルエット選び
スーツ選びで最重要要素とも言えるシルエット選び。代表的なものに3つのスタイルがあります。
※出典
発掘ユアlife
・ブリティッシュスタイル
カチッとしたスタイルでビジネス向けに最適です。ウエストが若干絞りこまれたハッキングシルエットになっているのが特徴です。
・イタリアンスタイル
全体的に柔らかくオシャレな印象です。セクシーさやエレガントさを演出したい人におすすめです。
・アメリカンスタイル
肩がナチュラルショルダーで作られており、カジュアル感もあるのが特徴です。
5.各パーツを決定
襟に関しては、ノッチドラペルとピークドラペルなどの選択肢がありますが、ビジネスシーンなど幅広い用途で使いたい場合は襟が尖っていないノッチドラペルが一般的です。
ポケットについては水平なもの、斜めのものを選べるケースがあります。胸部分と腰部分それぞれ選びます。
袖口のボタンは昔は3つでしたが、現在は4つボタンが主流になっています。ボタンの付け方は、一般的な横に並べた付け方、もう一方はイタリア調ともいわれるボタンの間隔が狭く重なっているタイプになります。
裏地に関しては、総裏(裏地を全て張った状態)か背抜き(一部を取り除いた状態)を選びます。
総裏は暖かく上部ですが、シーズンを問わない背抜きが一般的です。
パンツはノータックかワンタックかを選び、裾の処理をシングルかダブルかチョイスします。ポケットは手を入れる場合は斜めに、見た目をすっきり見せたい場合は、ストレートにするのがおすすめです。
6.採寸を行う
※出典
オルタナティブ・ブログ
バスト、ウエスト、丈を測り、採寸したサイズに近い服を試着します。胸回りの隙間や月しわができないか、など体型にジャストフィットしているかを確認しましょう。
肩パットなど一部を薄くするなどの調整もお店によっては可能です。
仕上がり
※出典
低価格オーダースーツ・オーダーシャツとROLEXの画像ブログ
実はここまでの過程はお店によっては30分もかからないまま終わってしまいます。普段忙しくてなかなか時間が取れない人にもおすすめです。
発注から仕上がりまではお店にもよりますが、1ヶ月ほどを見ておくと良いでしょう。
ここぞという時の一着や普段からこだわりたい方は是非一度オーダーメイドしてみてはいかがでしょうか。