1.香水を選ぶ際の二つの基準


香水を選ぶ際、基準がないと選ぶことができません。
男の良い香り選びで必要な基準を、2点に絞ってご紹介します。

1-1 香りの強さ



一口に香水と言っても、大きく分けると3種類のタイプがあり、香料の濃度によってパルフィン>トワレ>コロンと分けられています。

つまり、単純に濃い香りなのがパルフィン、薄めのさりげない香りがコロンというように香水を比較する際にも重要な基準になります。

また、大抵の場合ラベルに「オーデコロン」「オーデトワレ」というように、明記されていますので、一目でどのタイプなのかを確認することができます。

加えて、香水のつけ方も、印象の良い香りを演出するためにはとても重要な知識となります。

香水というのは本来、体が汗を揮発する仕組みを利用して、香りを拡散するものです。
汗を揮発する部分は、同時に汗臭さや男臭さの原因になる部分でもありますが、そのポイントを押さえることによって、嫌な匂いを抑え、必要以上に香水の香りに頼らず、自然な香りを演出することができます。

香水をつける際に重要な部分は耳の裏、首筋、胸、腋、手首、脚の付け根などリンパの通る部分となっており、たくさんつけすぎず、適度な量をつけておくことで「嫌味のない爽やかな香り」を演出することができます。

1-2 自分に似合う香りかどうか?



香水はファッションと同じく「自分に似合う」という観点が重要になります。

ワイルドな見た目の男性が、甘いローズの香りをつけていると、ミスマッチな印象を感じてしまいますよね。

また、もう一つの観点として、相手に与えたい印象を考慮して選ぶことも基準になってきます。香りの印象については以下の項目でご紹介しますが、この2点に注意して香水を選ぶようにしましょう。

2.香りの種類と香りが与える印象



香水の香りにはいくつかの種類があり、それぞれで感じる印象も異なります。

香りの種類としては
・フローラル
・シトラス
・オリエンタル
・シプレ
・フゼア
の5つが基本になります。

男性に人気が高いのが、爽やかで嫌味のない印象のシトラス、爽やかさの中に少し甘い香りを加えフレッシュな印象を与えるフゼアです。
また、樹木やコケなどをイメージし、落ち着を感じる、クセのない印象のフゼアも人気の香りです。

逆に、香水の定番とも言える花のような香りのフローラルは女性向けの印象が強く男性にはあまり適しません。

その他の香りでは、動物性の香料にスパイシーな重たい香りをミックスすることで男性らしいワイルドな印象を与えるオリエンタルもありますが、人によって好みが分かれ、印象が強めの香りですので、オリエンタルに関しては慎重に選ぶ必要があります。

3.スーツに合う香水を選ぶ基準とは



スーツに合う香水とは、やはり主張しすぎず、それでいて爽やかな印象を強すぎない香りが最も適しています。

取引先、会社の同僚など多くの方と接する中で刺激の強すぎる香りや、不必要に香水を感じさせることはビジネスマンとして良いことではありません。

今回ご紹介した「香りの強さ」「自分に似合う香りかかどうか」「香りの持つ印象」の三点を基準とし、あなたの印象をより良くするお気に入りの香水を見つけ、見た目だけではなく、香りまでカッコ良い男性を目指しましょう!