1.スーツの正しい着こなし4つのポイント


スーツを正しく着こなすには、4つのポイントを抑えるだけです。
ご紹介したポイントを押さえて、オシャレで信頼のあるビジネスマンを目指しましょう。

1-1 意外と見落としがち?ベルトと靴の色



最初に、間違えている人が意外と多い、ベルトと靴の色の話です。

ベルトが見えやすい夏場などは、特に注意したいポイントですが、スーツを着用する際にベルトと靴のカラーは合わせるのが、正しい着こなしです。
「靴は黒なのにベルトは明るいブラウンで、なんとなく統一感が無い」という方。
あなたの周りにいませんか?

スーツを正しく着こなす際に、同じ素材のものは、カラーを合わせると統一感が出ておしゃれに見えるという法則があります。

スーツの中でベルト、靴のみ革でできており、この二つのアイテムのカラーを合わせる事が、スーツをより格好よく見せるコツでもあります。
同じ素材を合わせるという点では、革のバッグや小物も色を合わせると、より統一感が出てお洒落に見せる事ができるので、小物などもこだわってみても良いかもしれません。

最初は小物までは気にしなくても良いですが、最低限ベルトとシューズのカラーを合わせる事は心がけましょう。

1-2 スーツ着用時の靴下はダークカラー、直角靴下



続いては、スーツ着用時の靴下に関する正しい着こなしです。

スーツ着用時は、基本的にダークカラーで、ふくらはぎ程までの直角靴下でなければいけません。
しかし、年代問わず、白い靴下や、くるぶし丈などマナー違反の靴下を履いている方がいます。
正しい着こなしとしてもNGですし、男性のスネが裾から見えるという時点で、気持ちの良いものではありません。

従って、スーツの時はダークカラーの直角靴下を着用するようにしましょう。
稀に、派手な色や柄の靴下を履いている方、ローファーなどと合わせて足首を見せている方がいます。
もちろんおしゃれとしてはありだと思いますが、ビジネスシーンではふさわしくありませんので、TPOをわきまえた上でコーディネートを楽しみましょう。

1-3 スーツのポケットには極力ものを入れない



こちらもあまり知られていませんが、スーツのポケットに物をたくさん入れるというのも実はマナー違反です。
入れても良いものは、ハンカチ、ポケットチーフ、名刺入れくらいです。

ジャケットの胸ポケットにボールペンを何本も差している方や、パンツのポケットに長財布を突っ込んでいる方などよく見かけますが、シルエットが崩れてしまい、野暮ったく、だらしなく見えてしまいます。

また、物の出し入れの際に擦れてしまい、生地の傷みが早くなってしまうというデメリットもありますので、スーツを着用する際はポケットに極力ものを入れないように心がけましょう。
もし、荷物がある場合はカバンに入れて持ち歩くようにすれば見た目もスマートです。

1-4 ジャケパンスタイルは専用のジャケットを用意する



最後は、ジャケパンスタイルの際の正しい着こなしです。

単に色の違うスーツのジャケットとパンツを組み合わせて、ジャケパンを着ている人を見かけますが、これは絶対にやってはいけない間違った着こなしです。

ジャケパンスタイルは、スーツスタイルの中でも少しカジュアルなスタイルで、ジャケットの丈や、パンツのサイズ感、そして、生地の組み合わせ、配色などいくつも気にしなければいけない点があります。
その為、簡単そうに見えて、実は難易度の高いスタイルなのです。

見よう見まねで、あり物のスーツを組み合わせるだけでは、格好良くまとめる事は出来ませんし、だらしなく見えてしまいかねないスタイルとなってしまいますので、安易な組み合わせは避けたほうがよいでしょう。

2.まとめ



今回は、スーツを正しく着こなす為に、多くの方が間違えている着こなしを4つご紹介いたしました。

これ以外にもいくつか守るべきルールはありますが、まずは多くの方がやってしまっている間違った着こなしを学び、スーツを着る際に気をつけて頂きたいと思います。

今回の記事を参考にし、スーツの正しい着こなしを身につけましょう!