1.かっこいいスーツの着方のために抑えておきたい3つのルール



それでは早速、男の風格を上げるかっこいいスーツの着方について、ご紹介していきたいと思います。

かっこよくスーツを着るためには、いくつかのルールが存在します。
これからご紹介する3つのルールをしっかり抑えて、かっこいいスーツの着方について学んで下さい。

1-1 スーツ選びはサイズ選び!ジャストサイズのスーツを選ぼう!



まずは、絶対に外せない「ジャストサイズを選ぶ」というルールです。

スーツ選びは「体型に合っている」ことが、かっこよく着こなす為には最も重要になります。
例えば、少しふっくらした方が、細身なスーツを着ると顔周りが大きく見てしまったり、細身で小柄な方が大きなスーツを着ると七五三状態になってしまうというように、なんとなくサイズを選んでしまうと印象も悪くなり兼ねません。

かっこよくスーツを着るためには、デザインや柄よりも、サイズ感が重要なことを覚えておきましょう。

また、ジャケットを選ぶ際は肩幅、胴回り、着丈、そして、袖丈の4点を確認し、パンツを選ぶ際は、ウエストがジャストサイズ、そして、裾は靴に少し触れる程度(ハーフクッション)に調整をしましょう。
スーツのパンツを腰であわせて選ぶ人がいますが、野暮ったくだらしない印象に見えてしまうのでウエストを基準に選ぶことを心がけてください。

1-2 かっこよさを引き立てるシンプルな柄、デザイン選び



続いて、柄とデザイン選びです。

おしゃれなスーツ探しとなると、流行りのチェックや、定番のストライプなど、つい柄ものに手を出してしまいがちです。
しかし、スーツにおいてはかっこよく着る事と、派手なもの選ぶ事は全く別だという事を覚えておきましょう。

ビジネスシーンで着用するスーツはチャコールグレー、ブラック、ネイビーの3色が基本となっており、自分の体型に合ったサイズ感と、正しい着方さえすれば、シンプルな色でも十分風格のあるかっこいい着方に仕上げる事ができます。

デザインに関しても、大人な印象のあるダブルのスーツや、3ピーススーツなどを見ると「かっこいいな」と思いますが、スーツを着こなす「コツ」をつかむ前からそれらのデザインに挑戦してしまうと、「不似合いで勘違いな人」と思われてしまいかねません。

まずは、シンプルなものを正しく着こなす事に挑戦してみて欲しいと思います。

1-3 スーツの基本は3色まで!配色にこだわることでおしゃれ度アップ!



スーツをかっこよく着るためには、スーツと合わせるシャツ、ネクタイ、ベルト、靴などの配色にもこだわる必要があります。

スーツで用いる配色は基本的には3色、4色までとなっており、色が増えるほど統一感を出すのにセンスが必要になってきます。

配色の例を挙げると、スーツはネイビーのセットアップ、ネクタイも光沢のある無地のネイビーで合わせ、シャツは白、靴とベルトがブラウンという3色の配色や、チャコールグレーのセットアップに、白いシャツ、ライトブルーのネクタイにブラックの靴とベルトといった4色の配色が一般的です。

シンプルで定番の配色ができるようになれば、ネクタイやシャツで遊んでみたり、ポケットチーフでさし色をするなどのコーディネートができるようになります。

まずは、少ない配色で統一感のある着こなしを目指しましょう。

2.かっこいいスーツの着方まとめ



今回は男の風格をあげるかっこいいスーツの着方について解説をしました。

「サイズの選び方」「柄、デザインの選び方」「小物類との配色」の3つのルールを抑えれば、誰でもワンランク上の着こなしを実現することができます。

かっこよくなりたいと思うと、つい派手な柄ものなど着こなす姿を想像してしまいがちですが、スーツを着こなすためには定番を抑え、正しく着ることが基本であり、最低限のルールだと言えます。

このような着方ができるようになれば、着たい色や柄、デザインに特徴のあるスーツなども充分着こなせるようになりますので、初めは定番の着方をマスターしましょう!