1.基本の基本 セットアップのスーツを着用しよう!



ビジネススーツのマナーを考える際に、必ず押さえておいてほしい事は「セットアップのスーツを着る」という事です。

というのも、稀に同じ色のジャケットとパンツを組み合わせただけで、セットアップのスーツでないというのを見かける事があります。

あえて、ジャケパンスタイルとしてやっているならまだしも、面倒くさいから、お金がないからなどの理由で、適当に買った黒いスラックスと家にあったジャケットで、スーツ風にしているというような方は論外です。
自分ではバレていないつもりかもしれませんが、必ずバレます。

もし、正しくセットアップを着用していないという方は、高級なものである必要はないので「セットアップのスーツ」を着用しましょう。

2.インナーが見えるのは絶対NG!



続いては、シャツの下に着るインナーです。

街を歩いていると、これ見よがしに黒いラウンドネックのTシャツをのぞかせているサラリーマンを見かけますが、シャツの下からインナーが見えるのはマナー違反です。
本来スーツの下に着用するワイシャツは、それ自体が下着の役割をしていたものであるため、シャツの下にさらにインナーを重ねる事自体がミスマッチな事です。

しかし、現代では薄手のものやシャツでも透けにくいインナーが開発されたため、ワイシャツの下にTシャツを着る事が一般的となりました。

とはいえ、スーツ着用時にインナーを見せるという事自体があまり見ていて気持ちが良いものでもありませんし、スーツ本来のマナーに反し、だらしない印象にもなりますので、絶対にやめましょう。

3.オシャレは足元から!手を抜いてはいけない靴の手入れ



直接スーツの話しではありませんが、スーツを着用する際に履く靴にもマナーが存在します。

もちろん、ビジネスシューズを着用する事や、相応しい靴選びをするという事も重要ですが、まずは靴を綺麗に保つという事も重要なマナーです。

靴のトゥ(つま先)の部分が剥げてしまっている方や、スーツの試着などに使うような、ビジネスシューズ風のスリッポンを履いている方を見かける事があります。
必ずしも良い靴である必要はありませんが、まずは汚れを落とし、クリームを塗って光沢を出すという当たり前の手入れをする事が重要です。
靴の手入れが行き届いていないと「だらしない人」という印象を与えてしまったり、「不潔な人」という印象も与えてしまいかねません。

ビジネススーツのマナーとして、靴もしっかりチェックしておきましょう。

4.過度なブランドアピールは下品



ビジネスマンの中には、高級ブランドのロゴがでかでかと入った小物を使用している方を見かける事がありますが、ビジネススーツのマナーとしてはこれもNGです。

有名海外ブランドのロゴが入ったベルトなどは、あくまでもカジュアルシーンでの使用を目的にしているものであって、ビジネスシーンにはふさわしくありません。

その証拠に有名海外ブランドでも、ビジネス向けにデザインされた、落ち着きのある上品なデザインのものはいくつもあります。
ビジネススーツを正しく着るという事は、お金持ちをアピールする事でも、お洒落をアピールする事でもありません。
ビジネスシーンで大切なことは、清潔感。

過度なブランドアピールは、下品と受け取られてしまいかねませんので注意しましょう。

5.リクルートスーツは1年目まで!



最後に、若い方に多く見られますが、スーツを購入するのが億劫で何年も経つのにリクルートスーツを着ているという方も、実はマナー違反です。

リクルートスーツは値段が安価で、あまり上等ではない生地を使っている事が多いです。そのため、曲げ伸ばしで負担の掛かる膝や、肘が伸びやすく、シルエットも崩れやすくなっています。

就活時に使用するものなので、無難な事に間違いはありませんが、ビジネススーツのマナーとして「相手に敬意を表するためのもの」という観点も重要ですので、相手に対して敬意を持てば、必然的にリクルートスーツは卒業するべきものなのです。

もし、リクルートスーツを着ているという方は、今すぐスーツを買いに行きましょう!

6.ビジネススーツのマナーは相手への気遣い



今回は、恥をかく前に知っておきたいビジネススーツのマナーについてご紹介しました。

解説の中で何度か出てきていましたが、ビジネススーツのマナーとはつまり「相手への敬意」であるとも言えます。

こちらの記事を参考にしていただき、良識のあるビジネススーツの着こなしをしましょう!