- 1.ラペルピンで1つ上のオシャレを目指そう
- 2.ラペルピンの種類とつけ方
- 3.結婚式でつけるラペルピンの選び方
- 3-1 結婚式ではアクセサリーでおしゃれを
- 3-2 アイテムとのコーディネートがおすすめ
- 4.ラペルピンのビジネス使い回し度は高い?
- 5.知っておきたい結婚式のNGアクセサリー
- 5-1 腕時計
- 5-2 ピアス
- 5-3 指輪
- 6.アクセサリーを活かしたパーティーコーディネート
- 6-1 王道の結婚式スタイルをよりフォーマルに
- 6-2 カジュアルスタイルを楽しむこだわりのラペルピンを
- 7.ラペルピンでセンスのあるスーツスタイルに
1.ラペルピンで1つ上のオシャレを目指そう
ラペルピンとは、スーツジャケットのラペル(下襟)につけるアクセサリーのことを指します。
メンズブローチと呼ばれることもあり、結婚式やパーティーなどのフォーマルシーンに活用できるアイテムです。
左のラペルにはボタン穴がひとつ空いていますが、この穴は花飾りを挿すために使われているフラワーホールです。
本物の花の代わりにラペルピンをつけることで、胸元をおしゃれに演出することができます。
ラペルピンにはいろいろな種類があり、デザインが豊富に揃っているので、スーツスタイルのコーディネートに役立ててみましょう。
2.ラペルピンの種類とつけ方
ラペルピンにはいくつかの種類があります。それぞれの種類の特徴と留め方を紹介します。
【スティックタイプ】
※出典
AliExpress
飾り部分に長い針のついたスティックタイプ。
フラワーホールから針を通して、針先を生地の表に出して留めます。
スティックタイプの場合、水平や斜めに角度を変えることで印象が違うおしゃれを楽しめます。
縫うように針先を通して留めたり、生地の裏で留めて針先を見せないアレンジも可能です。
スティックタイプは、帽子につけるハットピンとしても使うこともできます。
【ピンズ・ブローチタイプ】
針が短く、フラワーホールに挿して留めるタイプのラペルピンです。
小さいモチーフから大ぶりなモチーフまで幅広く揃っているので、コーディネートに合わせて選ぶことができます。
スティックタイプのように生地に針を通さないので、生地を傷めずに留められるのもメリットです。
ネクタイとワイシャツを留めるタイタックとして使えるものもあります。
シルバータイタックの代わりに、あえてピンズ・ブローチタイプのラペルピンで留めるのも隠れたおしゃれポイントです。
【チェーンタイプ】
チェーンタイプには、スティックタイプにチェーンがついたものや、2つのピンズタイプがチェーンで繋がっているものなどがあります。
チェーンが付いていることで華やかな印象になり、パーティーシーンにも人気です。
つける角度によってチェーンの表情も変わるので、遊びのあるコーディネートが楽しめます。
3.結婚式でつけるラペルピンの選び方
結婚式では、スーツやアクセサリーなどに着こなしのマナーがあります。
この項では、結婚式でつけるラペルピンの選び方をご紹介します。
3-1 結婚式ではアクセサリーでおしゃれを
結婚式のスーツスタイルは、基本的な着こなし方が決まっているため、あまりおしゃれを楽しめないことがあります。
無難になりがちな結婚式でのスーツにラペルピンをつけることで、個性を出したおしゃれを演出できます。
ただし、結婚式では主役よりも目立ちすぎないのがマナーです。
特に格式の高い結婚式では、派手なラペルピンは目立ちすぎることがあるので、フォーマルなデザインを選びましょう。
二次会やカジュアルな結婚式なら、遊び心のあるモチーフのラペルピンをつけるのもOKです。
3-2 アイテムとのコーディネートがおすすめ
ラペルピンをつける時は、ほかのアイテムとコーディネートすると、統一感のあるスタイリングになります。
結婚式で使えるアクセサリーとしては、カフスボタンやネクタイピンなどが代表的です。
一緒につける場合は、同じ石のものを選んだりシルバーでまとめると違和感のないコーディネートになります。
ただし、アクセサリーは付けすぎないように気をつけましょう。
また、ネクタイやポケットチーフなどに合わせる時には、胸元がごちゃごちゃした印象にならないように注意する必要があります。
色を合わせたり、ラペルピンをアクセントとして使うと効果的です。
ポケットチーフをつける時には、ポケットチーフとラペルピンのどちらかを控えめにするとまとまりやすくなります。
ラペルピンとポケットチーフなどがセットになった商品もあるので、ひとつずつ揃えるのが面倒な時はセットで買うのがおすすめです。
4.ラペルピンのビジネス使い回し度は高い?
ビジネスシーンでは、フラワーホールに社章などを挿すことがありますが、ファッションアイテムのラペルピンをつける人は少ないようです。
基本的にビジネスシーンでは過度なアクセサリーはNGという場合が多いですが、シンプルなデザインならOKというケースもあります。
また、ビジネスカジュアルがOKの職場なら、遊びのあるデザインが許されることもあります。
ビジネスシーンではTPOやシーンを考えることが大切なので、職場の雰囲気に合わせてラペルピンをつけるようにしましょう。
5.知っておきたい結婚式のNGアクセサリー
結婚式ではアクセサリーのつけ方にも基本的なマナーがあります。失礼のないようにNGアクセサリーを認識しておきましょう。
5-1 腕時計
腕時計をつけていると、時間を気にしているように見えることから、結婚式では腕時計をつけるのはマナー違反とされています。
出かける時に腕時計をつけていないと不便という人は、カジュアルな腕時計は避けて黒革ベルトやシルバーのメタルベルトなど、シンプルな腕時計が無難です。
結婚式場に入る時には、外しておくのを忘れないようにしてください。
5-2 ピアス
職場で男性がピアスをつけていると印象が悪く見えるように、結婚式でもピアスはつけない方が賢明です。
特に年配者から不快感を招くことが多いですから、幅広い年代の方が集まる結婚式ではピアスはつけない方が良いでしょう。
5-3 指輪
結婚指輪であればつけていても問題ありませんが、ファッションとしてつける指輪は避けておいた方が良いかもしれません。
男性は結婚式でアクセサリーを控えるのがマナーとされているため、ラペルピンなどのさりげないおしゃれが好まれるのです。
6.アクセサリーを活かしたパーティーコーディネート
結婚式やパーティーシーンに、ラペルピンを活かしたおすすめのコーディーネートをご紹介します。
6-1 王道の結婚式スタイルをよりフォーマルに
ブラックスーツに白シャツ、シルバーグレーのネクタイといった王道の結婚式スタイルには、ネクタイの色と合わせてシルバーのラペルピンがおすすめです。
スワロフスキーやダイヤなどが付いている輝きのあるモチーフは、胸元を印象づけて格式の高いフォーマルなスタイルを作ることができます。
派手になりすぎないように、シンプルなモチーフでシックにコーディネートしましょう。
6-2 カジュアルスタイルを楽しむこだわりのラペルピンを
カジュアルなパーティーや二次会などでは、比較的自由なコーディネートができるので、ラペルピンも自分らしくこだわってみてください。
花やリボンなどお祝いにぴったりのモチーフから、ネクタイやメガネのモチーフなど個性的なラペルピンも豊富に揃っています。
コーディネートする時には、ネクタイがストライプ柄ならラペルピンも同じストライプ柄のリボンモチーフにするなど、統一感のあるスタイルにするのがおすすめです。
自分の好みに合わせて楽しくコーディネートしてみましょう。
7.ラペルピンでセンスのあるスーツスタイルに
ラペルピンは種類やデザインが豊富に揃っているため、つける人のセンスによって印象が変わるアクセサリーです。
結婚式やパーティーの雰囲気に合わせて、スーツスタイルに合ったラペルピンを楽しんでみましょう。
どんなラペルピンがいいか迷った時には、スーツショップのスタッフに相談してみるのも得策です。
日本製は精巧できめ細かいですし、好きな形状やブランドによってお気に入りが見つかるかもしれません。
スーツとのコーディネートやシーンに合ったラペルピンを選び、いつもと少し違う新鮮な気分を感じてみてください。