- 1.30代にとって、ベルトはスーツの勘所!
- 2.素材革がオススメ
- 3.サイズは「フリー」を選ぼう
- 3-1 フリーサイズなら調整も簡単
- 3-2 ベルトの穴はどうすればいい?
- 4.その他のベルトの要素
- 4-1 トップバックル
- 4-2 ピンバックル
- 5.ベルトもスーツの一部!
1.30代にとって、ベルトはスーツの勘所!
スーツの要はジャケットやネクタイだけではありません。
特に、30代を迎えてからは、これからご紹介していくベルトが重要な役割を持ち始めます。
ベルトは本来、ウエストが大きいパンツを着用する際に、ずり落ちないようにするために使用します。
パンツのウエストがぴったり合っていれば、ベルトをつける必要はありません。
しかし30代を迎えると、
・お腹が出てきた
・パンツのサイズが大きくなった
・スーツだけでなく小物にも拘りたい
など、ベルトに着目する機会が増えてきます。
ここからは、30代の方がどういった観点からベルトを選べばよいのかをご説明していきます。
2.素材革がオススメ
まずは、ベルトの素材についてです。
単刀直入に、ベルトは革素材のものを選ぶことをオススメします。
また、革にも合成皮革や本革などの種類がありますが、本革を選ぶようにしましょう。
理由は様々ありますが、その一つは「耐久性」です。
ベルトは毎日着用するものなので、腰の部分に負荷がかかります。
そのため、耐久性が高いものを選ぶに越したことはありません。
本革を選ぶべきもう一つの理由は、「風合い」です。
天然素材である本革の持つ香りや独特の手触りは、一度知るとやみつきになってしまうほど良いものです。
使えば使うほど愛着が増すだけでなく、なじんでいくごとに高級感が出てくるのが本革の特徴です。
本革のベルトは、天然素材だけあって値段も高いものが多いですが、「一生もの」と考えれば、リーズナブルなものを何本も買うより経済的です。
3.サイズは「フリー」を選ぼう
ベルトを選ぶうえで、素材と同様に大事なのが、サイズです。
3-1 フリーサイズなら調整も簡単
基本的には、フリーサイズのものを選んでおけば、間違いがありません。
サイズがすでに決められたベルトだと、体型が変わってしまうときちんと着用できなくなります。
その点、フリーサイズのベルトであれば、端を切り落とすことでサイズの調整をすることができます。
ベルトを自分でカットすると失敗しがちなので、お店の人に頼むことをオススメします。
3-2 ベルトの穴はどうすればいい?
ベルトの穴の数は、5つが一般的です。
3つ、あるいは6つのものもありますが、スタンダードな5つ穴を選んでおくと、失敗がありません。
着用する際は、真ん中の穴を使うようすると綺麗に見えます。
4.その他のベルトの要素
素材やサイズ以外にも、ベルトを選ぶときのポイントはまだまだあります。
例えば、ベルトの色です。
ベルトの色はスーツと同系統であることが基本ですが、落ち着きを演出したい時はブラウン、少し遊び心を取り入れたい時はネイビーを選ぶと良いでしょう。
そのほかには、バックルも重要です。
バックルは、言わずと知れたベルトの留め具です。
基本的にビジネスの場で使われるベルトのバックルは、二種類あります。
4-1 トップバックル
バックルの裏に突起があり、そこにベルトを引っかけて留めるタイプのものです。
ブランドもののベルトに使用されることが多く、締め具合はゆったりとしています。
デザインの種類が豊富で、とても人気があります。
4-2 ピンバックル
「尾錠留め」とも呼ばれるタイプで、ベルトの穴に留め金を通し、固定するものです。
シンプルなデザインなので、ビジネスシーンでも、カジュアルな場でも重宝します。
他にも以下のようなタイプがあります。
ダブルピンバックル
ピンバックルと同じ形式で、ベルトの穴が二つあり、よりカジュアルなバックルタイプ。
リング式
二つの輪っかにベルトを通して固定するタイプで、カジュアルな印象。
基本的には、トップバックルまたはピンバックルを選ぶのがオススメです。
ただし、カッチリしたシチュエーションでは、くだけた印象を与えるバックルは避けるようにするのが◎です。
5.ベルトもスーツの一部!
さて、今回はスーツファッションを引き締めるベルトの選び方についてご紹介してきました。
素材、サイズ、バックルなど、チェックするべきところは様々あります。
さりげない部分ではありますが、意外に重要なベルト。
他の人と差をつけるためにも、3しっかり良いものを選ぶようにしましょう!