- 1.結婚式で着るフォーマルスーツはTPOに合わせて選ぶ
- 1-1 正礼装
- 1-2 準礼装
- 1-3 準礼装
- 2.30代~40代はブラックスーツでキメる
- 3.マナーのある着こなしを意識しよう
- 3-1 シャツの色は白でフォーマルを演出
- 3-2 ネクタイは白かシルバー
- 3-3 靴下・靴・ベルトは黒が基本マナー
- 4.小物でおしゃれ感アップ
- 5.華やかなフォーマルスーツを楽しもう
1.結婚式で着るフォーマルスーツはTPOに合わせて選ぶ
結婚式で着るフォーマルスーツは、結婚式に出席する時の立場や時間帯などによって、3つの服装があります。
その3つの服装は、
・正礼装
・準礼装
・略礼服
です。
まずはそれぞれの違いを覚えておきましょう。
1-1 正礼装
正礼装は、新郎新婦の父親などが着るフォーマルスーツです。
もっともフォーマルなスーツにあたり、正式なルールを守って着こなすことが大切です。
昼の結婚式ではモーニングを、夜の結婚式では燕尾服やタキシードを着るのがルールになっています。
1-2 準礼装
正礼装の次にフォーマルなスーツが準礼装です。
主賓や上司、親族として出席する時には、準礼装が向いています。
略礼服でもOKな場合もありますが、準礼装を選ぶと大人の品格を出すことができるので、結婚式の雰囲気に合わせて選びましょう。
昼はディレクターズスーツ、夜はタキシードを着るのが決まりになっています。
1-3 準礼装
時間帯を選ばず、オールマイティに着こなせるのが略礼服。
略礼服にはブラックスーツとダークスーツがありますが、ブラックスーツは準礼装としても扱われることもあり、どんなシチュエーションでも失礼のない着こなしができます。
ネイビーやグレーなどのダークスーツは、パーティーや二次会などカジュアルなシチュエーションに向いています。
2.30代~40代はブラックスーツでキメる
ブラックスーツは結婚式だけでなく、冠婚葬祭をオールマイティに使えるフォーマルスーツです。
最近では、カジュアルな結婚式やパーティーが増えたことから、トレンドを取り入れたダークスーツも人気がありますが、一般的な結婚式に出席する時には、ブラックスーツを着ると間違いがありません。
ブラックスーツでも、シングルはスマートな印象になり、ダブルは風格のある男らしい印象になるので、若々しく見せたいならシングル、貫禄を出したい4ダブルがおすすめです。
また格式の高いパーティに参加する場合は、スリーピーススーツを選びより品良く着こなしましょう。
3.マナーのある着こなしを意識しよう
フォーマルスーツは、マナーのある着こなしを意識することが一番重要。
結婚式で恥ずかしい思いをしないためにも、着こなしの基本をマスターしておきましょう。
3-1 シャツの色は白でフォーマルを演出
フォーマルスーツでは、白シャツを着るのが基本です。
襟のタイプは、レギュラーカラーかワイドカラーが定番。
ボタンダウンシャツなど、カジュアルすぎるシャツは避けましょう。
また、結婚式によっては、ピンクやブルーなどのパステルカラーでもOKな場合もあるので、雰囲気に合わせてマナーのあるコーディネートをしましょう。
30代~40代は、あえて基本の白シャツを選び、トランディショナルな着こなしをするのも大人の風格で素敵です。
3-2 ネクタイは白かシルバー
ネクタイは、光沢のある白かシルバーがフォーマルな着こなしとされています。
場合によっては、目立たない程度にストライプなどの柄が入っているものでもOKです。
また、ピンクやブルーといったパステルカラーなど他の色も使えることがあるので、スーツスタイルと、TPOに合わせて着こなしましょう。
NGとされているネクタイは、黒やアニマル柄です。
海外では黒のネクタイも使いますが、日本では葬式をイメージさせるので、絶対に避けましょう。
大人の男性ですので、おしゃれだけにこだわらずに、周りに不快な思いをさせない気遣いのある装いが重要です。
また、動物は殺生をイメージさせるので、結婚式では避けるようにしましょう。
3-3 靴下・靴・ベルトは黒が基本マナー
靴下は黒の無地ソックスを履くようにしましょう。
座った時に肌が見えないように、ミドル丈を選ぶのがルールになっています。
靴やベルトは黒で揃えるのが正装とされているので、黒のストレートチップ、ベルトは派手すぎないものを合わせてシックにまとめましょう。
カジュアルなシーンでは、ブラウンの革靴でもOKな場合もあるので、立場や雰囲気を考えて合わせましょう。
4.小物でおしゃれ感アップ
フォーマルスーツの着こなしは、あまり自由が利かないので、個性的なおしゃれができないことが難点。
しかし、小物をうまくコーディネートすれば格段におしゃれ感をアップすることができます。
まず、ポケットチーフは華やかさを出す必須アイテムです。
ブラックスーツに合わせる場合は、白の無地を基本とします。
ネクタイの色が白以外の場合は、ポケットチーフも同色で合わせるとまとまります。
略礼装では、カフスやネクタピンに大きなルールはありませんが、フォーマルな場に合った上品なデザインを選びましょう。
5.華やかなフォーマルスーツを楽しもう
ビジネススーツとは違い、フォーマルスーツは華やかさのある上品な着こなしができます。
結婚式では、正しい着こなしマナーを守って、いつもとは違うスーツスタイルを楽しみましょう。
シルエットによっても印象は大きく変わるので、自分のサイズにぴったりと合ったスーツスタイルで、スマートな大人の男性の印象を与えるのがポイントです。