1.男を上げる! オーダースーツのメリット




通常、スーツを購入するとなると、専門店でも既製品の中から選ぶことになります。

しかし、上下セットになっている既製品だと、なかなか自分のサイズにジャストフィットさせるのは難しくなります。

その点、オーダースーツであれば首回りや袖、ズボンの長さから着丈に至るまで、あらゆる部分で自分のサイズに合わせて作成することができます。

フィット感が抜群なため、体型にマッチした美しいフォルムを演出してくれるだけでなく、長い間着ていても型崩れしにくいというメリットがあります。

スーツをビシッと着こなしている男性は、それだけで仕事ができる男という印象を持たれやすくなるので、ビジネスの場でも有利に働くことになります。

また、サイズや可動域に無駄が無いため既製品と比べて物質的な面でも消耗が少なく、頻繁に着用しても既製品と比べてずっと長持ちさせることができます。

買い替えやサイズ直しのコストを考えると、結果的に1着オーダースーツを作成したほうが安く収まるという点もメリットと言えるでしょう。

2.オーダースーツのデメリット




オーダースーツを作成するデメリットとしては、やはり時間と手間、そして費用がそれなりにかかってしまうという点が挙げられます。

自分の様々な部分のサイズを採寸するため、店舗に直接出向く必要もあるので休日を潰さなくてはなりません。

最近は、自宅へ出張してオーダースーツの採寸をしてくれるテーラーもありますが、便利な分、費用が割増しになってしまうので注意が必要です。

また、既製品と比べると採寸や型紙起こし、生地の裁断に縫製とあらゆる点で個別対応が必要になり、その分人件費やコストがかさむため、お値段が高額になってしまいます。

生地やデザインなど自分の好みを詰め込んで、最高の一品を作り上げることもできますが、その分高額になるので、予算をしっかり決めてあらかじめテーラーに伝えておくことも大切です。

このように、大量生産が可能な既製品と比べると様々な面で時間やコストが余計にかかってしまう点がデメリットとなるので、オーダー前に理解しておくと良いでしょう。

3.オーダー時に注意したいこと




初めてオーダースーツを作る場合などは、どのようなシステムになっているのか分かり辛いこともあり、いくつか注意しておくべきポイントがあるので、ご紹介します。

まずは、オーダー前に、メリットデメリットを理解しておくことは大前提ですが、オーダーの種類もしっかり頭に入れておきましょう。

オーダースーツの種類は3種類。

・全てを一から作るフルオーダー
・細かい部分だけ自分に合わせて作るパターンオーダー
・フルとパターンを組み合わせたイージーオーダー

があります。

それぞれの種類によって費用や製作に要する期間、仕上がりなどが異なってくるので、前もってどの方法でオーダーするのか、ある程度決めておく必要があります。

老舗のテーラーでフルオーダーすると、驚くような費用になってしまうこともあるので、気になる場合は、事前にどれくらい費用がかかりそうか問い合わせておくと良いでしょう。

また、自分の好みを取り入れるのも良いのですが、専門家であるテーラーのアドバイスを積極的に聞き入れた方が、より自分にマッチしたオーダースーツを作ることができます。

4.まとめ


このように、オーダースーツには様々なメリットやデメリットが存在します。

値段さえ納得できれば、メリットの方が大きいと言えるので、ビジネスマンなら1着は勝負服となるオーダースーツを作っておくことをおすすめします。

仕事だけでなく、恋人のご両親へ挨拶に伺う時やフォーマルなパーティなど様々なシーンで活躍してくれるので、作っておいて損はありません。